トウダイグサ科 |
トウダイグサ属
ユーフォルビア属
エウフォルビア属
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名称 | ホルトソウ(ホルト草) |
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英名 | Caper spurge, Paper spurge |
学名 | Euphorbia lathyris
Galarhoeas lathyris |
名の由来 | 「ホルトソウ」は、種子から採った油が偽のオリーブ油として工業的に利用されたことから。 |
性状 | 一年草(秋~翌夏の越年性) |
大きさ | 高さ:50~70cm/葉身長:5~12cm/杯状花径:6mm/果径:8〜12mm |
形態 | 秋に芽吹き、冬に地上部が生長、春に花が咲き、夏には枯れる一年草。茎は基部は赤味を帯び、円柱形で直立し、ほとんど分枝しない。線形〜披針形で全縁、先は鈍頭で十字対生し、最上部で4〜5個の葉が輪生する。4~5月頃、輪生するそれぞれの葉の葉腋から枝を出し、枝先に杯状花序を作る。杯状花序は、中央に子房があり、その周囲をくすんだ緑色でミッキーマウスの顔形の4つの腺体が囲む。下には葉と同色で先が細く尖った狭卵形の2個の苞葉がつく。花が咲くと、苞葉の腋からさらに枝を出し、そこにも花を咲かせ、次々と分枝して頭でっかちの草姿になる。果実は3室に分かれた蒴果。 |
原産地 | ヨーロッパ南部、西南アジア |
生育 | 強健でこぼれ種でよく育つ。帰化しているものもある。 |
利用 | 種子が薬用として利用される。葉や茎を切ると出てくる乳液は有毒。触れると炎症をおこす。 |