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最終更新日:2020.7.15
トウダイグサ科
 
Triadica(トリアディカ)
ナンキンハゼ属
トリアディカ属
名称

ナンキンハゼ(南京黄櫨)

トウハゼ(唐黄櫨)
英名
Vegetable tallow
学名
Triadica sebifera
Sapium sebiferum
Seborium sebiferum
名の由来
「ナンキンハゼ」は、中国の「ハゼノキ」の意。「ハゼノキ」の代わりに蝋をとる材料として使われるようになったことから。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:6~15m/葉身長:3.5~7cm/葉柄長:2~6cm/花序長:6~18cm/花径:8mm/果径:1~1.5cm/種子長:7mm
形態
幹は直立し、よく分枝する。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉は長い葉柄があり、先が細く尖った丸みのある菱形で、全縁で、互生する。新葉は赤みを帯び、秋には紅葉する。6~7月頃、枝先に長い穂状の花序を作る。花序の基部に5~10個の雌花がつき、他は雄花。花弁はなく、雄花の雄しべは2個で、雌花の花柱は3個。果実は球形の蒴果で、秋に果皮が割れ、中から白い蝋質の粉に包まれた種子が3個露出する。果皮は先に落下し、種子だけが枝先に残る。
品種
新葉の色が薄黄色になるものや、斑入り葉のものなどの園芸品種がいろいろある。
原産地
中国、台湾
生育
強健で栽培容易。本州中部以南で地植えできる。乾燥に強く、剪定に耐える。
利用
庭木、公園樹、街路樹。かつては種子を覆う蝋物質から蝋をとった。根皮は乾燥して利尿剤、瀉下剤などの薬用になる。種子は有毒。
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地帯
2007.7.1
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地帯
2007.7.1
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地帯
2007.9.1
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地
2014.11.22
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地
2014.11.22
ナンキンハゼ
千葉県千葉市、幕張海浜公園
2012.12.23
ナンキンハゼ
千葉県千葉市、幕張海浜公園
2012.12.23
ナンキンハゼ
千葉県習志野市、緑地
2016.1.7
ナンキンハゼ
東京都練馬区、街路樹
2005.7.18
ナンキンハゼ
千葉県千葉市、緑地帯
2006.7.2
ナンキンハゼ
雄花
千葉県習志野市、緑地帯
2007.7.1
ナンキンハゼ
雌花
千葉県習志野市、緑地帯
2007.7.16
ナンキンハゼ
果実(未熟)
千葉県習志野市、緑地帯
2007.7.16
ナンキンハゼ
果実
千葉県千葉市、公園
2007.11.17
NOTE
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