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最終更新日:2020.7.15
トクサ科
 
Equisetum(エクイセトゥム)
トクサ属
エクイセトゥム属
名称

トクサ(砥草、木賊)

英名
Scouring rush, Horsetail
学名
Equisetum hyemale
Equisetum hyemale var. ramosum
名の由来
「トクサ」は、砥ぐ草の意。
性状
多年草/常緑
大きさ
高さ:80~100cm/茎径:5~7mm/胞子嚢長:2~2.5cm
形態
地下茎が地中を伸びて群生する。地下茎から出る茎は直立し、通常分岐しない。茎は濃緑色で、表面はざらつきがあり、縦方向に15~25本の稜があり、硬い。茎は中空で節があり、節を囲むように袴と呼ばれる茶色でギザギザの鞘状に合着した葉が茎を取り巻く。7月頃、茎頂に長球形の胞子穂をつける。
原産地
日本(北海道~本州中部)、北半球温帯
生育
山地の林下や渓流ぞいや土手などの湿地に群生する。湿地性の植物だが、乾燥にも強い。耐陰性が強い。
利用
茎を茹でて乾燥させたものを、木材や金属の研磨に使用した。
トクサ
千葉県習志野市、香澄公園
2006.7.2
トクサ
千葉県習志野市、香澄公園
2006.7.2
トクサ
胞子穂
千葉県習志野市、香澄公園
2006.7.2
NOTE
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