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最終更新日:2020.9.1
トチカガミ科
 
Egeria(エゲリア)
オオカナダモ属
エゲリア属
名称

オオカナダモ(大カナダ藻)

アナカリス
英名
Large-flowered waterweed, Brazilian waterweed
学名
Egeria densa
Anacharis densa
Elodea densa
名の由来
「オオカナダモ」は、カナダモ属の「カナダモ Elodea canadensis」より大型なので。
「アナカリス」は、旧属名。
性状
多年草/常緑/雌雄異株/水生(沈水)
大きさ
長さ:1m/葉身長:1.5~3.5cm/葉幅:2~4mm/花径:12〜15mm
形態

水生。水中の土中に根を張り、茎は長く伸びて、上部で分枝する。茎がちぎれて茎の節から発根し、増殖する。葉は広線形で、ごく細かい鋸葉があり、3~6輪生、通常は4輪生する。5〜10月頃、葉腋から花茎を伸ばして、水上に白い3弁花を咲かせる。

類似

「オオカナダモ」は葉の鋸歯が明瞭、葉のよじれが少なく折れにくい。常緑。
「コカナダモ(小カナダ藻) Elodea nuttallii」は葉の鋸歯が不明瞭で、葉はよじれて、やや硬質で折れやすい。常緑。
「クロモ(黒藻) Hydrilla verticillata」は、葉の鋸歯が明瞭、葉は反り返り、硬質で折れやすい。冬季、葉は枯れる。

原産地
ブラジル南東部、ウルグアイ、アルゼンチン
生育
池、湖沼、河川などに自生する。強健で繁殖力が強い。国内の本州、九州、四国に帰化している。
利用
池や水槽などで観賞用、アクアリウム。
オオカナダモ
千葉県習志野市、自宅
2015.5.25
オオカナダモ
千葉県習志野市、自宅
2015.5.25
NOTE
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