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最終更新日:2020.10.15
ナス科
 
Solanum(ソラヌム)
ナス属
ソラナム属
ソラヌム属
名称

ワルナスビ(悪茄子)

オニナスビ(鬼茄子)
英名
Carolina horsenettle
学名
Solanum carolinense
名の由来
「ワルナスビ」は、茎には鋭い棘があり、刈り取っても次々と芽が出て、しかも有毒という、始末におえない害草ということから。
性状
多年草/冬季休眠/根茎
大きさ
高さ:40~70cm/葉身長:8~15cm/花径:20~25mm/果径:1〜1.5cm
形態
根茎を横に伸ばし群生する。根茎の断片からも繁殖する。茎は直立し、やや分枝し、節ごとにジグザグに折れ曲がる。茎や葉には星状毛が密生する。茎と、葉柄や葉の両面の中央脈上に鋭い棘がある。葉は先が尖った長楕円形で、縁には大きな波状の鋸歯があり、互生する。6~10月頃、節間からでた枝に、4~10個の淡紫色〜白色の花を咲かせる。花冠は5裂し、裂片先端は尖り、ほぼ平開する。葯は黄色。果実は球形の液果で、最初は薄緑色で緑色の筋が入り、黄色~オレンジ色に熟す。
品種
花の色が白い品種がある。
原産地
アメリカ合衆国(南東部)
生育
強健。根茎で繁殖するので、いったん侵入するとなかなか根絶できない。
利用
全草がソラニンを含み有毒。
ワルナスビ
東京都新宿区、戸山公園
2007.7.13
ワルナスビ
千葉県千葉市、緑地
2011.8.17
ワルナスビ
千葉県千葉市、道端
2018.9.6
ワルナスビ
千葉県千葉市、道端
2018.9.6
ワルナスビ
棘のある茎
千葉県千葉市、道端
2018.9.6
ワルナスビ
東京都新宿区、戸山公園
2007.7.13
ワルナスビ
東京都新宿区、戸山公園
2007.7.13
ワルナスビ
果実(未熟)
千葉県千葉市、道端
2018.9.6

品種

名称

シロバナワルナスビ(白花悪茄子)

学名
Solanum carolinense f. albiflorum
特徴
花の色が白い。
ワルナスビ
千葉県千葉市、緑地
2011.9.8
NOTE
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