ブドウ科 |
ブドウ属
ヴィティス属
ウィティス属 |
名称 | エビヅル(蝦蔓) |
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学名 | Vitis ficifolia
Vitis lanata
Vitis heyneana subsp. ficifolia
Vitis ficifolia var. thunbergii
Vitis ficifolia var. lobata
Vitis ficifolia Bunge var. ganebu
Vitis thunbergii |
名の由来 | 「エビヅル」の蝦は、葡萄の古名。蔓性なので。 |
性状 | 木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ)/雌雄異株 |
大きさ | 葉身長:5〜8cm/葉柄長:2.5~8cm/花序長:6〜12cm/果長:7〜9mm |
形態 | 蔓性で、巻きヒゲを他物に巻きつけてよじ登る。葉は互生し、通常3~5裂し、縁には浅い鋸歯がある。葉裏には白色~淡褐色のクモ毛が密生する。葉の形には変異が多く、深く切れ込むものもある。葉と対生して、二股に分かれた巻きヒゲが出るが、2節続けて出て次の1節は出ない。6~8月頃、葉に対生して円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を咲かせる。花弁は開花と同時に落ちる。両性花の花序は雄花序より小形で花はまばら。雄花は雄しべが長く、両性花は雄しべが短い。果実は球形の液果で、黒紫色に熟す。 |
品種 | 生息域の異なる変種がある。 |
原産地 | 日本(北海道〜沖縄)、朝鮮 |
生育 | 山野の藪地、林縁などに自生する。 |
利用 | 果実は生食、加工食に利用できるが、独特な匂いがあるためにあまり使われない。 |