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最終更新日:2016.3.17
ブドウ科
 
Vitis(ウィティス)
ブドウ属
ヴィティス属
ウィティス属
名称

エビヅル(蝦蔓)

学名
Vitis ficifolia
Vitis lanata
Vitis heyneana subsp. ficifolia
Vitis ficifolia var. thunbergii
Vitis ficifolia var. lobata
Vitis ficifolia Bunge var. ganebu
Vitis thunbergii
名の由来
「エビヅル」の蝦は、葡萄の古名。蔓性なので。
性状
木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ)/雌雄異株
大きさ
葉身長:5〜8cm/葉柄長:2.5~8cm/花序長:6〜12cm/果長:7〜9mm
形態

蔓性で、巻きヒゲを他物に巻きつけてよじ登る。葉は互生し、通常3~5裂し、縁には浅い鋸歯がある。葉裏には白色~淡褐色のクモ毛が密生する。葉の形には変異が多く、深く切れ込むものもある。葉と対生して、二股に分かれた巻きヒゲが出るが、2節続けて出て次の1節は出ない。6~8月頃、葉に対生して円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を咲かせる。花弁は開花と同時に落ちる。両性花の花序は雄花序より小形で花はまばら。雄花は雄しべが長く、両性花は雄しべが短い。果実は球形の液果で、黒紫色に熟す。

品種
生息域の異なる変種がある。
原産地
日本(北海道〜沖縄)、朝鮮
生育
山野の藪地、林縁などに自生する。
利用
果実は生食、加工食に利用できるが、独特な匂いがあるためにあまり使われない。
エビヅル
千葉県勝浦市
2015.10.18
エビヅル
千葉県勝浦市
2015.10.18
エビヅル
千葉県勝浦市
2015.10.18
エビヅル
果実
千葉県勝浦市
2015.10.18
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