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最終更新日:2022.12.21
ブドウ科
 
Vitis(ウィティス)
ブドウ属
ヴィティス属
ウィティス属
名称

ヨーロッパブドウ(ヨーロッパ葡萄)

ヴィティス・ヴィニフェラ
英名
Common grape, European wine grape
学名
Vitis vinifera
解説
果皮は緑色、赤、暗紫色などがあり、果皮が薄く果肉と離れにくい。生食用品種にはマスカット香のあるものとないものがある。マスカット香とは麝香(じゃこう)のような素晴らしい香りの意味。
性状
木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ)/野生種は雌雄異株
大きさ
葉身長:10〜20cm/花序長:10〜20cm/果径(野生種):6mm/果径(栽培種):10〜30mm
品種
野生種は「Vitis vinifera subsp. sylvestris」、栽培種は「Vitis vinifera subsp. vinifera」に分類される。
代表的な品種には「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「カベルネ・フラン、ピノ・ノワール」、「シャルドネ」、「ソーヴィニョン・ブラン」、「リースニング」、「甲州」などがある。
原産地
アジア(南西部)、地中海沿岸 、ヨーロッパ(中央部) 、モロッコ、ポルトガル、ドイツ、イラン(東北部)
生育
栽培は直射日光下で乾き気味に。結実中に雨に当てないほうがよいが、果実の肥大中に水切れすると、甘味が少なくなる。
高温多湿に弱く、日本では裂果しやすく、病害虫にも弱い。
利用
果実は、そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、酸味料、ジュース、ゼリー、缶詰の原料となる。種子から搾油されるグレープシードオイルは、食用や化粧用に利用される。
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