TOPへ戻る
最終更新日:2023.4.17
マツ科
 
Larix(ラリクス)
カラマツ属
ラリクス属
名称

カラマツ(落葉松、唐松)

フジマツ(富士松)
ラクヨウショウ(落葉松)
学名
Larix kaempferi
Larix leptolepis
名の由来
「カラマツ」は、冬季落葉して葉がカラになることからとする説と、葉の出方が中国の唐時代の絵の松に似ているためとする説がある。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:15〜30m/短枝長:1〜2mm/長枝長:10〜50cm/葉身長:2〜3cm/果長:2〜3.5cm
形態
樹形は円錐形になるが、強風地帯では低木状になり、ねじれて横に広がる。樹皮は灰褐色で、荒く縦に裂け、鱗片状にはがれ落ちる。枝はあまり太くならず、ほぼ水平に伸びる。葉は粉っぽい薄緑色で柔らかい線形で、短枝の先には短い葉が束生し、長枝には長い葉が螺旋状に互生する。春先の芽吹き後の葉はすべてが短枝葉。秋には黄色く色づいて落葉する。4〜5月頃、葉の展開とほぼ同時に、葉の出ない短枝に淡褐色で卵形の雄花が下向きにつき、短枝に束生した葉の中に紅紫色で卵形の雌花が上向きにつく。果実は卵形の球果で、薄緑色で、熟すと茶色になり、種子を散布し、その後も枝に残る。種子には長い翼がある。
原産地
日本(東北南部〜中部の冷温帯、亜高山帯)
生育
荒れ地、痩せ地、湿地に生育し、パイオニア的性格を持つ。成長が早く、育成が容易。
利用
公園樹、防風林、盆栽。建築用材、土木資材、合板や集成材などに利用される。
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
カラマツ
静岡県駿東郡、富士山須走
2018.6.13
カラマツ
静岡県駿東郡、富士山須走
2018.6.13
カラマツ
静岡県駿東郡、富士山須走
2018.6.13
カラマツ
静岡県駿東郡、富士山須走
2018.6.13
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2022.11.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2022.11.25
カラマツ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
NOTE
TOPへ戻る