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最終更新日:2009.3.19
マツ科
 
Pinus(ピヌス)
マツ属
ピヌス属
名称

ハイマツ(這松)

英名
Siberian dwarf pine
学名
Pinus pumila
Pinus pumila var. yezoalpina
Pinus pumila var. kubinaga
名の由来
pumila」は、“ 低い、小さい、矮性の”の意。
性状
低木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:1~2m/葉身長:3~10cm/果長:3~5cm
形態
枝は横に這うように伸び、ところどころに根を下ろしながら風下方向に成長するが、無風の場所だと立性の樹形になる。樹皮は暗褐色で亀甲状に割れ目が入りはがれる。枝は水平に出る。葉は細長く柔らかい針状で、5本が対になった五葉松。表面は濃い緑色で裏面に白色の気孔線がある。6~7月に、1年枝の基部に多数の赤い雄花が、先端に赤褐色の雌花が1~3個つく。球果は卵状長楕円形で、翌年の秋に熟す。種子には翼が無く、動物散布される。
原産地
日本(北海道、本州中部以北の高山帯)、シベリア、カムチャツカ、中国東北部、朝鮮半島
生育
高山帯の風衝地に自生する。成長は極めて遅い。耐暑性がないので、平地での栽培は困難。
利用
庭木、盆栽。
ハイマツ
東京都文京区、小石川植物園
2009.3.11
ハイマツ
東京都文京区、小石川植物園
2009.3.11
ハイマツ
東京都文京区、小石川植物園
2009.3.11
ハイマツ
東京都文京区、小石川植物園
2009.3.11
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