マツブサ科 |
サネカズラ属
カズラ属 |
名称 | サネカズラ(実葛)ビナンカズラ(美男葛) |
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学名 | Kadsura japonica |
名の由来 | 「ビナンカズラ」は、葉に粘液を含んでおり、これを整髪に利用したことから。 「japonica」は、“日本の”の意。 |
性状 | 常緑/蔓性(巻きつき)/雌雄異株 |
大きさ | 葉身長:4〜7cm/花径:15mm/集合果径:2〜3cm |
形態 | 葉は、先端が尖った楕円形で、浅い鋸歯があり、互生する。葉は、濃緑色で厚く光沢があり、裏面はやや紫色を帯びる。8月頃、葉腋から柄を出し、淡黄白色の花を下向きにつける。雌花は中心に淡い緑色の雌しべが小球状に固まってつき、雄花は紅色の雄しべが小球状に固まってつく。雌花の花床は膨らんで、球形の集合果になり、10~12月頃、赤く熟す。 |
品種 | 果実が黄白色に熟すものや、葉に斑が入る園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(関東~九州)、朝鮮、台湾、中国 |
生育 | 広葉樹林の林床や林縁などに生育する。 |
利用 | 庭木、公園樹、壁面緑化。 |
名称 | ニシキカズラ(錦蔓)サネカズラ(実葛)‘ヴァリエガタ’ |
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学名 | Kadsura japonica ‘Variegata’ |
特徴 | 斑入り葉。 |