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最終更新日:2010.1.25
マメ科
 
Ulex(ウレクス)
ハリエニシダ属
ウレクス属
名称

ハリエニシダ(針金雀枝)

英名
Common gorse
学名
Ulex europaeus
名の由来
europaeus」は、“ヨーロッパの”の意。
性状
低木/常緑
大きさ
高さ:0.6~2m/棘長:1~3cm/花長:10~20mm/果長:1~2cm
形態
直立し、よく分枝する。枝は緑色。若いうちは葉は小葉1~2対+1枚からなる奇数羽状複葉で互生する。小葉は先がやや尖った長楕円形で荒い毛が生える。成長すると葉は緑色の鋭く硬い棘になり、枝は棘で覆われる。ほぼ周年、主に初春と秋に、黄色い蝶形花を咲かせる。花にはココナッツのような芳香がある。果実は豆果で、萼片に覆われて上向きにつき、黒く熟す。黒くて光沢のある硬い種子が2 ~3個入り、暑い気候の時に破裂して種子が飛び散る。
原産地
西ヨーロッパ、イタリア
生育
石の多い土地や荒野、乾燥地などに自生。乾いた痩せ地を好み、丈夫で繁殖力が強いことから日本でも帰化が見られる。
利用
庭木、生け垣、鉢植え。飼料、緑肥用。
ハリエニシダ
東京都文京区、小石川植物園
2007.4.10
ハリエニシダ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.28
NOTE
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