ミカン科 |
ミカン属
シトラス属
キトルス属 |
名称 | ナツミカン(夏蜜柑)ナツダイダイ(夏橙) |
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英名 | Natsudaidai orange, Japanese summer orange |
学名 | Citrus natsudaidai |
名の由来 | 「ナツミカン」は、なった実をとらずに翌年の初夏までおくと、酸味が抜けて食べやすくなるため。 |
性状 | 低木~小高木/常緑 |
大きさ | 高さ:3~6m/葉身長:8~12cm/花径:30~35mm/果径:10~15cm |
形態 | 樹形は直立性でよく分枝し、枝に棘はない。 葉は、楕円状披針形で、葉先に浅い鋸歯があり、互生し、葉柄には狭い翼がある。5月頃、葉腋に白色の5弁花をつける。果実は扁球形の液果で、 10~11月に黄色に熟し始めるが、翌年の初夏に完熟して酸味が抜ける。 |
品種 | 枝変わりから生じた「アマナツカン(甘夏柑) C. natsudaidai f kawanonatsudaidai」がある。 |
原産地 | 日本(山口県)で発生した栽培種。 |
生育 | 温暖な地域で栽培される。強健で栽培容易だが、冬は霜よけの保護をする。 |
利用 | 果樹、庭植え。果実は生食もできるが酸味が強く、マーマレードやジュースに加工され、食用になる。未熟果や果皮は薬用になる。 |