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最終更新日:2024.1.14
ミカン科
 
Zanthoxylum(ザントクシルム)
サンショウ属
ザントクシルム属
名称

サンショウ(山椒)

ハジカミ(波士加美、波自加彌)
英名
Japanese pepper
学名
Zanthoxylum piperitum
Zanthoxylum piperitum f. corticosum
Zanthoxylum piperitum f. verrucatum
名の由来
「サンショウ」は、山の椒(辛味)ということから。
「ハジカミ」は古名で、果実が裂けてはぜる様子と「ニラ」の古名「カミラ」のことで、辛い味が「ニラ」に似ていることから。
性状
低木/冬季落葉/雌雄異株
大きさ
高さ:3~5m/葉身長:10~15cm/小葉長:1~2cm/花径:5mm/果径:5mm
形態
枝や葉柄の基部に対生するトゲがある。葉は小葉5~9対+1枚からなる奇数羽状複葉で、互生する。縁には鋸歯がある。4月の終わり頃、新葉が展開し終わると、枝先に花を咲かせる。花は花弁がない。雄花の雄しべは5本。果実は2個の球形の分果で、表面にボコボコと凹凸があり、10月頃に赤色に熟して割れ、中から光沢のある黒い種子が出る。
品種
商業用では、枝にほとんど棘がなく雌雄同種の「朝倉山椒(あさくらさんしょう) Zanthoxylum piiiiperitum f. inerme」という品種がよく栽培される。
原産地
日本(本州、四国、九州)、朝鮮南部
生育
平野の雑木林から低山帯の林内に自生。日当たりでも、日陰でも生育し、土質も選ばない。移植は容易で適期は3月。
利用
庭木、鉢植え。若芽(木の芽)は日本料理の香り付けに使われる。雄花の蕾は「花山椒」と呼ばれ、佃煮などの食用になる。雌木にできる果実は「実山椒」と呼ばれ、未熟な果実や成熟した果実の果皮を香辛料として用いる。果実は薬用になる。材はスリコギにされる。
サンショウ
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サンショウ
千葉県習志野市、緑地
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サンショウ
千葉県習志野市、緑地
2022.3.31
サンショウ
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サンショウ
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サンショウ
千葉県習志野市、緑地
2021.4.30
サンショウ
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サンショウ
千葉県習志野市、緑地
2021.8.10
サンショウ
千葉県習志野市、緑地
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サンショウ
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サンショウ
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サンショウ
神奈川県足柄下郡
2005.10.29
サンショウ
千葉県習志野市、住宅、鉢植え
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サンショウ
雄花
東京都新宿区、公園
2006.4.25
サンショウ
果実
千葉県習志野市、緑地
2021.9.21
NOTE
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