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最終更新日:2015.12.1
ミツガシワ科
 
Nymphoides(ニムフォイデス)
アサザ属
ニムフォイデス属
名称

アサザ(浅沙、阿佐佐)

ハナジュンサイ(花蓴菜)
英名
Fringed water-lily, Yellow floatingheart, Water fringe
学名
Nymphoides peltata
名の由来
「アサザ」は、水の浅い場所に生育することから。
性状
多年草/冬季休眠/水生(浮葉)
大きさ
葉身径:2〜8cm/花径:30〜40mm/果長:1.5〜2.5cm/種子長:4〜5mm
形態
池や沼に生え、泥中に地下茎を水平に這わせる。ここから葉柄を伸ばし、水面に基部がハート形で円形〜楕円形の葉を浮かべる。葉縁には低い波状の鋸歯がある。6〜8月頃、葉柄から束状の集散花序を出し、1日花を順次咲かせる。花は黄色で、花冠は5深裂し、裂片の縁は糸状に細かく裂ける。果実は扁平な蒴果で、秋頃熟し、中に1〜2個の種子が入る。種子は扁平な卵形~広卵形で、辺縁には硬い毛が生える。
原産地
日本(本州、四国、九州)、ユーラシア大陸の温帯地域
生育
湖沼、溜池、よどんだ水路などに自生する。結実するためには他家受粉が必要。
利用
池や水槽などで観賞用。若葉は食用になる。
アサザ
千葉県船橋市、東邦大学、薬用植物園、池
2015.5.23
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