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最終更新日:2022.2.1
メシダ科
 
Anisocampium(アニソカンピウム)
ウラボシノコギリシダ属
アニソカンピウム属
名称

イヌワラビ(犬蕨)

英名
Japanese painted fern (ただし、葉色のついた園芸品種のこと)
学名
Anisocampium niponicum
Athyrium niponicum
名の由来
「イヌワラビ」は、食べられずに価値がないことから。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:30~50cm/葉身長:30〜50cm
形態
地中では根茎が横に這い、地際から2回羽状複葉の葉が叢生する。葉柄は薄茶色〜紫褐色〜赤褐色で、基部には赤褐色で先の尖った鱗片がある。地面に水平に展開する栄養葉と、直立する胞子葉がある。葉は卵形~楕円形で、先は急に狭くなって尖り、頂羽片状になる。葉は緑色で、葉柄近辺が紅紫色を帯びることが多い。羽片は先が細長く尖った披針形で、小羽片は長楕円形で鋸歯がある。胞子葉の裏側には胞子嚢がつく。
品種
葉色の違う変種や品種がある。また、色合いがさまざまな園芸品種がある。
原産地
日本(本州~九州)、中国北部、朝鮮半島、台湾
生育
林縁や路傍などに自生する。胞子の他に地下茎でも繁殖する。
利用
庭植え、グランドカバー。
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2016.4.8
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2018.4.14
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2015.4.24
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2016.5.1
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2017.5.27
イヌワラビ
千葉県習志野市、自宅
2016.4.8
イヌワラビ
胞子葉の新葉
千葉県習志野市、自宅
2016.4.8

品種

名称

イヌワラビ(犬蕨)/ニシキシダ(錦羊歯)

学名
Athyrium niponicum f. metallicum
特徴
葉が銀色や赤紫色などの様々な色合いになる。色の出方は、個体差や環境によるものも大きく、園芸品種も多く作出されている。
イヌワラビ/ニシキシダ
千葉県流山市、住宅
2019.5.13
イヌワラビ/ニシキシダ
千葉県流山市、住宅
2019.5.13
NOTE
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