メシダ科 |
ウラボシノコギリシダ属
アニソカンピウム属 |
名称 | イヌワラビ(犬蕨) |
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英名 | Japanese painted fern (ただし、葉色のついた園芸品種のこと) |
学名 | Anisocampium niponicum
Athyrium niponicum |
名の由来 | 「イヌワラビ」は、食べられずに価値がないことから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠 |
大きさ | 高さ:30~50cm/葉身長:30〜50cm |
形態 | 地中では根茎が横に這い、地際から2回羽状複葉の葉が叢生する。葉柄は薄茶色〜紫褐色〜赤褐色で、基部には赤褐色で先の尖った鱗片がある。地面に水平に展開する栄養葉と、直立する胞子葉がある。葉は卵形~楕円形で、先は急に狭くなって尖り、頂羽片状になる。葉は緑色で、葉柄近辺が紅紫色を帯びることが多い。羽片は先が細長く尖った披針形で、小羽片は長楕円形で鋸歯がある。胞子葉の裏側には胞子嚢がつく。 |
品種 | 葉色の違う変種や品種がある。また、色合いがさまざまな園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(本州~九州)、中国北部、朝鮮半島、台湾 |
生育 | 林縁や路傍などに自生する。胞子の他に地下茎でも繁殖する。 |
利用 | 庭植え、グランドカバー。 |
名称 | イヌワラビ(犬蕨)/ニシキシダ(錦羊歯) |
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学名 | Athyrium niponicum f. metallicum |
特徴 | 葉が銀色や赤紫色などの様々な色合いになる。色の出方は、個体差や環境によるものも大きく、園芸品種も多く作出されている。 |