モクセイ科 |
オリーブ属
オレア属 |
名称 | オリーブ |
---|---|
英名 | Olive |
学名 | Olea europaea |
名の由来 | 「europaea」は、“ヨーロッパの”の意。 |
性状 | 高木/常緑 |
大きさ | 高さ:10~15m/葉身長:3~6cm/花径:5~8mm/果長:2~4cm |
形態 | 主幹はあまり高くならず、枝先はやがてやや垂れ下がるようになる。葉は厚く、細い楕円形で、表は緑色、裏は鱗片が密生して銀白色を帯びる。5~6月頃、花枝を伸ばし、やや黄色味を帯びた白色の、芳香のある花を咲かせる。花冠の先端は4つに分かれ、2本の雄しべが熟して花粉を散布した後、中央部から雌しべが出てくる。果実は石果で、10~12月頃、黒色に熟す。 |
品種 | 果実の大きさの違うもの、果実の含油率の違うもの、自家結実しやすいものなど、多くの栽培品種がある。 |
原産地 | 地中海沿岸(ヨーロッパ南部、アフリカ北部) |
生育 | 耐寒温度は-2℃程度。しかし、累積温度が低いと実付が悪くなる。自家受粉できないので、2本以上ないと実をつけない。樹齢8年以上たたないと開花結実しない。根が浅く、倒れやすい。 |
利用 | 庭木、公園樹、鉢植え観葉、果樹。実からは油を採り、乳剤、浣腸料、軟膏基剤、塗擦剤、化粧料、食用などに利用される。生食はできない。 |