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最終更新日:2024.11.5
モチノキ科
 
Ilex(イレクス)
モチノキ属
イレクス属
名称

ウメモドキ(梅擬)

学名
Ilex serrata
性状
低木/冬季落葉/雌雄異株
大きさ
高さ2〜3m/葉身長:3〜8cm/葉柄長:4〜9mm/花径:2~3mm/果径:5mm
形態
樹皮は暗褐色。枝は細く、よく分枝する。葉は先が尖った楕円形〜卵状楕円形で、両面に毛があり、細かい鋸歯があり、互生する。6月頃、本年枝の葉腋に、雄花序には5〜20個、雌花序には2〜4個の薄赤紫色の花を咲かせる。花弁と雄しべは4〜5個。雄花には雄しべがつき、雌花には退化した雄しべがある。子房は球形で、花柱はごく短い。果実は球形の核果で、9〜10月頃、赤く熟し、落葉後も残る。
品種
「イヌウメモドキ(犬梅擬) Ilex serrata var. argutidens」は、葉が無毛で、西日本に自生する。「コショウバイ(小性梅) Ilex serrata f. subtilis」は枝葉が小さく、よく栽培される。「フジウメモドキ(富士梅擬) Ilex serrata f. glabrifolia」は葉が小さく無毛で、枝や葉柄は有毛で、富士箱根火山帯に自生する。果実が黄色や白の品種がある。
原産地
日本(本州、四国、九州)
生育
湿った広葉樹林に自生する。
利用
庭木、公園樹。
ウメモドキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.5.26
ウメモドキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.5.26
ウメモドキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.5.26
ウメモドキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.5.26
ウメモドキ
千葉県千葉市、集合住宅
2021.9.20
ウメモドキ
千葉県千葉市、集合住宅
2021.9.20
ウメモドキ
千葉県千葉市、集合住宅
2021.9.20
ウメモドキ
東京都豊島区、目白庭園
2007.10.4
ウメモドキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.5.26
ウメモドキ
果実
千葉県千葉市、集合住宅
2021.9.20
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