ヤシ科 |
ナツメヤシ属
フェニックス属
フォエニクス属 |
名称 | カナリーヤシ(カナリー椰子)フェニックス |
---|---|
英名 | Canary date palm |
学名 | Phoenix canariensis |
名の由来 | 「カナリーヤシ」は、カナリー諸島原産の「ヤシ」という意味。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:15~20m/葉身長:500cm/(小葉)葉身長:50cm/花序長:200cm/花長:10mm/果長:20mm |
形態 | 幹は分枝せず、垂直に伸びる。葉は100~200の小葉からなる羽状複葉で、茎頂に叢生する。小葉は披針形で、基部はV字型に折れ目が入る。葉のつけ根付近の小葉は鋭くて長い棘状になる。葉のつけ根は茶褐色の繊維で包まれている。葉が枯れたあとも葉柄が長い間残り、下の方から徐々に脱落し、幹にうろこ状の模様が残る。4~5月頃、大きな肉穂花序に黄色い花を咲かせる。果実は長球形の液果で、9~11月頃、オレンジ色〜赤色に熟す。 |
原産地 | 北アフリカ西岸(カナリー諸島) |
生育 | 比較的耐寒性があり、関東以西で地植え可能。成長はきわめて遅い。枯葉が長期間残るので、通常切り取る。幹は切ると新芽は出ずに、枯れる。 |
利用 | 公園樹、街路樹、庭木。幼木は観葉の鉢植え。 |