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最終更新日:2024.11.26
ヤシ科
 
Trachycarpus(トラキカルプス)
シュロ属
トラキカルプス属
名称

シュロ(棕櫚)

ワジュロ(和棕櫚)
英名
Chusan palm, Chinese windmill palm
学名
Trachycarpus fortunei
性状
高木/常緑/雌雄異株、または同株
大きさ
高さ:10m/葉径:50~90cm/果径:10mm
形態
幹は分枝せず、垂直に伸び、暗褐色の繊維に覆われている。葉は長い葉柄があり、扇状に深裂し、茎頂に叢生する。葉先は折れ曲がって下に垂れる。葉は下の方から枯れていくが、長期間幹に残る。雌雄異株の株と、両性花が咲く雌雄同株のものがある。雌株は4~5月頃、葉腋から大きな肉穂花序を下向きに出し、黄白色の粒状をした小花を多数咲かせる。果実はゆがんだ球形の液果で、9~11月頃、藍黒色に熟す。
原産地
日本(九州南部)、中国南部
生育
耐寒性、耐陰性が強く、東北地方まで栽培されている。
利用
庭植え、公園樹。幹を覆う繊維は腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物、箒、タワシなどに加工される。若い葉を漂白して草履表、帽子、敷物、篭などが作られる。幹は、お寺の撞木や建築材料に使われる。
シュロ
千葉県習志野市、自宅
2017.7.25
シュロ
千葉県習志野市、緑地
2016.4.12
シュロ
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
シュロ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11
シュロ
千葉県千葉市、緑地
2024.11.26
シュロ
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
シュロ
東京都新宿区、集合住宅
2007.1.21
シュロ
雌花
東京都新宿区、幼稚園
2007.5.9

品種

名称

トウジュロ(唐棕櫚)

学名
Trachycarpus fortunei ‘Wagnerianus’
Trachycarpus wagnerianus
解説
葉が小さく、葉先はまっすぐ伸びる。葉柄はやや短く斜上する。花や果実が、より密に付く。
原産地
中国、ビルマ
トウジュロ
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
トウジュロ
千葉県千葉市、住宅
2007.5.3
トウジュロ
シュロ皮部分が剥離した幹
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
トウジュロ
果実
東京都新宿区、公共施設
2006.12.10
NOTE
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