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最終更新日:2016.7.4
ヤシ科
 
Trachycarpus(トラキカルプス)
シュロ属
トラキカルプス属
名称

シュロ(棕櫚)

ワジュロ(和棕櫚)
英名
Chusan palm, Chinese windmill palm
学名
Trachycarpus fortunei
性状
高木/常緑/雌雄異株、または同株
大きさ
高さ:10m/葉径:50~90cm/果径:10mm
形態
幹は分枝せず、垂直に伸び、暗褐色の繊維に覆われている。葉は長い葉柄があり、扇状に深裂し、茎頂に叢生する。葉先は折れ曲がって下に垂れる。葉は下の方から枯れていくが、長期間幹に残る。雌雄異株の株と、両性花が咲く雌雄同株のものがある。雌株は4~5月頃、葉腋から大きな肉穂花序を下向きに出し、黄白色の粒状をした小花を多数咲かせる。果実はゆがんだ球形の液果で、9~11月頃、藍黒色に熟す。
類似
トウジュロ」に比べて葉が大きく、葉先は折れ曲がって下に垂れる。葉柄が長く、弧を描く。
原産地
日本(九州南部)、中国南部
生育
耐寒性、耐陰性が強く、東北地方まで栽培されている。
利用
庭植え、公園樹。幹を覆う繊維は腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物、箒、タワシなどに加工される。若い葉を漂白して草履表、帽子、敷物、篭などが作られる。幹は、お寺の撞木や建築材料に使われる。
シュロ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11
シュロ
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
シュロ
千葉県習志野市、緑地
2016.4.12
シュロ
東京都文京区、小石川植物園
2005.8.27
シュロ
東京都新宿区、集合住宅
2007.1.21
シュロ
雌花
東京都新宿区、幼稚園
2007.5.9
NOTE
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