ユズリハ科 |
ユズリハ属
ダフニフィルム属
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名称 | ユズリハ(譲葉、楪、交譲木) |
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学名 | Daphniphyllum macropodum
Daphniphyllum himalaense subsp. Macropodum |
名の由来 | 「ユズリハ」は、初夏に新葉が展開した後に、古い葉が落葉することから。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:10m/葉長:15~20cm/花序長:4~8cm/果長:1cm |
形態 | 幹は灰褐色で皮目がある。葉は深緑色で光沢があり、先が尖った長楕円形で、枝先に互生する。葉柄は長く、赤色を帯びる。枝先に若葉が上向きに成長し始める頃、古い葉は下を向き、初夏には落葉する。4~5月頃、前年の葉腋から総状の花序を出す。雄花の蕾は赤味を帯びているが、開くと葯は黒くなる。雌花は柱頭が赤~紫褐色。果実は楕円球形の核果で、10~12月頃、白く粉をふいたような黒紫色に熟す。 |
品種 | 斑入り葉のもの、葉柄が赤くならないものがある。 |
原産地 | 日本(本州中部~沖縄)、朝鮮南部、中国 |
生育 | 暖地に適す。日陰に耐える。成長は遅い。 |
利用 | 庭木、公園樹。新旧の世代が交代して絶えることなく続くということから、縁起の良い物として正月や祝い事の飾り物として用いられる。 |