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最終更新日:2017.3.15
アサ科
 
Aphananthe(アファナンテ)
ムクノキ属
アファナンテ属
名称

ムクノキ(椋の木)

学名
Aphananthe aspera
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:15~20m/葉長:6~10cm/花径:2~3mm/果径:10mm
形態
根が幹の基部からひだ状に肥大し、板根を形成する。樹皮は灰褐色〜暗褐色で、縦に溝が入り、老木になると短冊状に剥がれる。幹の中ほどから太い枝が広がり、箒型の樹形になる。葉はやや左右非対称の卵形~長楕円形で、先は尾状に伸び、互生する。葉縁には鋭い鋸歯があり、葉脈は鋸歯の先端まで達する。葉の両面には硬くて細かい珪酸質の毛が密生しており、触ると著しくザラつく。4〜5月頃、葉の展開とほぼ同時に開花する。新枝の先端には1~2個の白緑色の雌花がつき、花被片5枚、花柱は2裂し柱頭に白い毛が密生する。下部には黄緑色の雄花が集散状につき、花被片5枚、雄しべ5本。果実はゆがんだ球形の核果で、10月頃、黒紫色に熟す。
類似
エノキ」の葉はやや幅広で、鋸歯はゆるやかで上半分にある。果実は赤褐色。
「ムクノキ」の葉はやや幅が狭く、鋸歯は鋭く全体にある。果実は黒紫色。
原産地
日本(本州関西以西、四国、九州)、朝鮮、中国
生育
平地、丘陵の日当たりの良い場所に自生する。
利用
庭木、庭園樹、公園樹、街路樹、盆栽。材は、漆器の木地、器具材、工具の柄。果実は食用でき、甘い。ザラザラした葉は研磨剤に利用される。
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.1.7
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.1.7
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.4.13
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.4.10
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.4.13
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.5.29
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.7.7
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.8.19
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.11.13
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.11.13
ムクノキ
幹と板根
千葉県千葉市、公園
2016.4.13
ムクノキ
雄花
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
ムクノキ
雌花
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
ムクノキ
雌花
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.5.1
ムクノキ
千葉県千葉市、公園
2016.5.26
ムクノキ
果実(未熟)
千葉県千葉市、公園
2016.5.26
ムクノキ
果実(未熟)
千葉県千葉市、公園
2016.9.23
ムクノキ
果実
千葉県千葉市、公園
2015.11.9
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