TOPへ戻る
最終更新日:2023.8.31
マメ科
 
Kummerowia(クンメロウィア)
ヤハズソウ属
クンメロウィア属
名称

マルバヤハズソウ(円葉矢筈草)

英名
Korean clover
学名
Kummerowia stipulacea
Lespedeza striata var. stipulacea
Lespedeza stipulacea
名の由来
「ヤハズソウ」は、葉の先を引っ張ると矢筈模様の形にちぎれることから。
striata」は、“条線がある”の意。
性状
一年草
大きさ
高さ:5~40cm/(小葉)葉身長:0.8~1.5cm/花長:5~6mm/果長:3.5mm
形態
茎はよく分枝して広がり、先端は直立斜上する。茎は上向きの毛が生える。葉は3出複葉で、互生する。基部には膜のような托葉があり、若いうちは白緑色で、次第に茶色くなる。小葉は倒卵形で先端は丸いか凹みがあり、整然と並んだ葉脈が目立つ。8〜10月頃、葉腋に淡紅紫色の蝶形花を咲かせる。果実は先がやや尖った楕円形の豆果で、1個の種子が入る。カップ状の萼は小さい。
類似
ヤハズソウ」は、茎に下向きの毛が生える。托葉は茶色い。小葉の先端はやや尖る。萼が大きい。
「マルバヤハズソウ」は、茎に上向きの毛が生える。托葉が若いうちは白緑色で、次第に茶色くなる。小葉の先端はやや凹むか丸い。萼が小さい。
原産地
日本全土、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア
生育
草原、​​開けた林、道端、砂地、荒れ地などに自生する。
利用
牧草地で飼料や干し草、また緑肥として利用される。全体が薬用として利用される。
マルバヤハズソウ
千葉県勝浦市、草原
2012.10.7
マルバヤハズソウ
千葉県勝浦市、草原
2012.10.7
TOPへ戻る