TOPへ戻る
最終更新日:2023.9.20
マメ科
 
Robinia(ロビニア)
ハリエンジュ属
ロビニア属
名称

ハリエンジュ(針槐)

ニセアカシア(贋アカシア)
英名
False acacia, Black locust
学名
Robinia pseudoacacia
名の由来
「ハリエンジュ」は、枝葉が「エンジュ」に似ていて枝や幹に棘があるので。
「ニセアカシア」は、明治期に「アカシア」の名で日本に導入されたが、後に本来の「アカシア Acacia spp.」が導入されたため。
性状
高木/冬季落葉
大きさ
高さ:15~25m/葉長:12~25cm/(小葉)葉身長:3~5cm/花序長:10~15cm/花長:20mm/果長:5~10cm
形態
枝を広げてこんもりした樹形になる。樹皮は淡褐色で、ゴツゴツした縦の割れ目が目立つ。枝には托葉の変化した鋭い刺がある。葉は小葉3〜11対+1枚からなる奇数羽状複葉で、互生する。小葉は先が丸い楕円形。5~6月に、1年枝の葉腋に総状花序がつき、白り芳香がある花をたくさん垂れ下げて咲かせる。果実は無毛の豆果で、落葉後も残る。
類似
エンジュ」は、小葉が先が尖った長楕円形〜長卵形。果実は数珠状にくびれる。
「イヌエンジュ」は、小葉が先がやや尖った長卵形。果実は細長く扁平な鞘状。
「ハリエンジュ」は、小葉が先が丸い楕円形。果実は扁平な鞘状。
品種
棘のない品種の「トゲナシハリエンジュ Robinia pseudoacacia f. inermis」がよく植栽されるが、2代目は棘が出る。葉色がライムグリーンで、あまり花の咲かない園芸品種がある。
原産地
北アメリカ東部
生育
強健で栽培容易。成長が非常に早く、土地を選ばず耐寒性が強く乾燥地でも成育する。野生化して帰化植物にもなっている。
利用
庭木、街路樹、公園樹、海岸の防風林、砂防植栽。樹皮は有毒。
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公園
2018.4.27
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公園
2018.4.27
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公共施設敷地
2023.4.28
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公園
2020.5.8
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公共施設敷地
2013.5.1
ハリエンジュ
東京都新宿区、学校
2005.5.7
ハリエンジュ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.5.6
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公共施設敷地
2023.8.21
ハリエンジュ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.5.6
ハリエンジュ
東京都新宿区、学校
2005.5.7
ハリエンジュ
千葉県習志野市、公共施設敷地
2013.5.1
ハリエンジュ
果実
千葉県習志野市、公共施設敷地
2023.8.21
NOTE
TOPへ戻る