マメ科 |
センナ属
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名称 | ハブソウ(波布草) |
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英名 | Coffee senna, Coffeeweed |
学名 | Senna occidentalis
Cassia occidentalis |
名の由来 | 「ハブソウ」は、江戸時代に毒虫や毒蛇に咬まれた時の民間薬として導入されたため。といっても、ハブや毒蛇に咬まれた時というのは、誇大広告らしく、ほとんど効果はないようだ。 |
性状 | 一年草 |
大きさ | 高さ:60~150cm/小葉長:3~5cm/花径:15~20mm/果長:10cm |
形態 | 茎は直立する。葉は、8~12枚の小葉からなる偶数羽状複葉で、互生する。小葉は先が尖った楕円形で全縁。7~8月頃、葉の頂部の葉腋から総状花序を出し、黄色い5弁花を咲かせる。果実は平たい鞘の豆果で、水平よりも上を向いてつく。 |
原産地 | 北アメリカ南部、熱帯アメリカ |
成育 | 南西諸島や小笠原諸島に帰化している。強健で栽培容易。陽光を好む。 |
利用 | 虫さされや腫れ物に、生の葉を揉んで患部につけるとかゆみ止めになる。果実を煎じたものが、ハブ茶として利用される。 |