ミツバウツギ科 |
ミツバウツギ属
スタフィレア属
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名称 | ミツバウツギ(三葉空木) |
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学名 | Staphylea bumalda |
名の由来 | 「ミツバウツギ」は、三出複葉で、茎の内部が中空であることから。「ウツギ」とは全くの別物で縁遠い。 |
性状 | 低木/冬季落葉 |
大きさ | 大きさ:3~5m/小葉長:4~8cm/花序長:5~8cm/果長:2cm/種子径:4~5mm |
形態 | 幹は斜上し、根元から分枝して株立ち状になる。樹皮は灰褐色で、縦に割れ目が入る。葉は三出複葉で、対生する。小葉は先が尖った楕円形で、細かい鋸歯がある。葉柄や主脈は赤味を帯びることも多い。5月頃、枝先に円錐花序を作り、白い花を咲かせる。花弁に見えるのは萼片で、花弁は筒状になって平開しない。花には芳香がある。果実は2室の蒴果で、扁平で先端が尖った矢筈形で表面には皺がある。種は倒卵形で、光沢がある明るい黄褐色。 |
原産地 | 日本(北海道~九州)、朝鮮、中国 |
生育 | やや湿った山地、林縁などに自生する。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。 |