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最終更新日:2010.4.20
バラ科
 
Rosa(ロサ)
バラ属
ロサ属
名称

コウシンバラ(庚申薔薇)

ロサ・キネンシス
英名
China rose, Bengal rose
学名
Rosa chinensis
名の由来
「コウシンバラ」の庚申は隔月の意で、たびたび花が咲くことによる。
性状
低木/常緑
大きさ
高さ:1~2m/(小葉)葉身長:2.5~6cm/花径:60mm/果径:10~20mm
形態
半蔓性で枝には鋭い棘がある。葉は小葉3~5枚からなる奇数羽状複葉で、互生する。小葉は先が尖った楕円形で、光沢があり、鋸歯がある。5月頃、淡紅色の5弁花を咲かせる。花には芳香がある。果実は卵形〜長球形の偽果で、10~11月頃、朱色に熟す。
品種
野生の原種は 「Rosa chinensis var. spontanea」で、半蔓性で一重咲き、一季咲き。
木立性の品種もある。
中国で多くの品種改良が加えられ、八重咲きや半八重咲き、四季咲き性があるものになった。これらは「モダン・ローズ」に四季咲き性をもたらした。
原産地
中国(中部)
利用
庭木。花と果実は伝統的な中国漢方薬として利用される。

品種

名称

コウシンバラ(庚申薔薇)[半八重咲き]

特徴
半八重咲き。
コウシンバラ
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
コウシンバラ
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
名称

ロサ・キネンシス‘アルバ’

学名
Rosa chinensis ‘Alba’
特徴
花は咲き始めは淡いピンクを帯び、次第に白くなる。
ロサ・キネンシス
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
ロサ・キネンシス
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
名称

ロサ・キネンシス‘ミニマ’

学名
Rosa chinensis ‘Minima’
特徴
樹高は30~50cm程、花径は30~40mm程の小型矮性種で、四季咲き性がある。花色は薄桃色、白、赤など。八重咲きまたは一重咲き。
解説
ミニチュア系」の交配親。
ロサ・キネンシス
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
名称

ロサ・キネンシス‘センパフローレンス’

学名
Rosa chinensis ‘Semperflorens’
特徴
樹高は1m程で、低いブッシュ状になり、茎には平たい棘がまばらにつく。花は八重咲きで深紅色。
ロサ・キネンシス
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
ロサ・キネンシス
千葉県八千代市、京成バラ園
2009.5.11
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