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最終更新日:2012.12.10
バラ科
 
Sorbus(ソルブス)
ナナカマド属
ソルブス属
名称

ナンキンナナカマド(南京七竈)

コバノナナカマド(小葉の七竈)
学名
Sorbus gracilis
名の由来
「ナンキンナナカマド」の「ナンキン」は中国の南京のことではなく、小さいものや愛らしいものにつける接頭語で、原産地は日本。
性状
低木/冬季落葉
大きさ
高さ:1~3m/葉身長:8~15cm/(小葉)葉身長:2~6cm/花径:10mm/果径:6〜8mm
形態
幹は細くひょろひょろしている。樹皮はほぼ平滑で暗灰色。葉は、7~11の小葉からなる奇数羽状複葉で、互生する。葉柄の基部にはほぼ円形で鋸歯がある大きな托葉がある。小さな楕円形のものから、歯牙縁で大きな半円のものまでがある。小葉は長楕円形で、先端半分に鋸歯がある。小葉は葉の基部の方が小さく、先端の方が大きい。5月頃、枝先に花序を作り、帯黄白色の5弁花を咲かせる。雄しべは多数で、放射状に広がる。花柄の基部にも托葉がある。果実はほぼ球形の梨状果で、先端に萼片が残り、9〜10月頃、赤く熟す。葉は秋に赤く紅葉して落葉する。
原産地
日本(本州の関東以西、四国、九州)
生育
日当りの良い山地の林縁などに自生する。
ナンキンナナカマド
葉と花
東京都文京区、小石川植物園
2009.4.26
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