ヒガンバナ科 |
ネギ属
アリウム属
|
名称 | ニンニク(蒜、大蒜) |
---|---|
英名 | Garlic |
学名 | Allium sativum |
性状 | 多年草/夏季休眠/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:80~100cm/葉身長:50~60cm/花序径:2~3cm/花径:6~8mm/鱗茎径:4〜7cm |
形態 | 地下部に鱗茎ができる。鱗茎は6~15個の小鱗茎に分かれ、白色の鱗葉を被る。秋に萌芽し、小さな苗で越冬する。葉は扁平な紐状で、4~6枚が互生する。5〜6月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に袋状の総苞で包まれた花序ができ、総苞が開いて花を咲かせる。花は白〜薄紫色で、花被片は6枚。花の一部、または全部が珠芽(しゅが、むかご)になることが多い。一般に不稔で果実はできない。珠芽は茎頂にできる他、茎の中程にできる場合もある。夏に地上部が枯れ、休眠する。全草に強烈な臭気がある。 |
品種 | 栽培地域に適した品種がある。小鱗茎が1個の品種がある。 |
原産地 | 中央アジア(推定) 日本へは奈良時代に渡来。 |
生育 | 食用として栽培する時には鱗茎を太らせるために花芽は摘み取る。 |
利用 | 地下にできる鱗茎が食用として利用される。紀元前3000年の古代エジプトではすでに食用とされていた。 |