ヒガンバナ科 |
ヒガンバナ属
リコリス属
|
名称 | ヒガンバナ(彼岸花)マンジュシャゲ(曼珠沙華、曼殊沙華) |
---|---|
英名 | Hurricane lily, Red spider lily |
学名 | Lycoris radiata |
名の由来 | 「ヒガンバナ」は、秋の彼岸頃に咲くことから。 「マンジュシャゲ」は、サンスクリット語で“紅色の花”の意。 |
性状 | 多年草/夏季休眠/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:40~70cm/葉身長:30~60cm/葉幅:0.5〜1cm/花序径:10~15cm/鱗茎径:4cm |
形態 | 地下部に鱗茎ができる。9月頃花茎を立ち上げ、茎頂に、放射状の散形花序を作り、真紅色の花を、通常6個咲かせる。花被片は6枚で、ほぼ平開して先端は外側にそり返り、縁は波打つ。花は横向きで、雄しべ6本と雌しべ1本が長く突き出て伸び、先端は上向きに湾曲する。花糸は真紅色、葯は黄色〜暗赤色。花後花茎は倒れ、深緑色で線状の葉が叢生する。葉は翌年の3月頃まで残り、4月頃、地上部が枯れて休眠する。種子は結実しない。 |
類似 | 「シロバナマンジュシャゲ」よりも花被片の反り返りと波打ちが強い。 |
品種 | 葉に斑が入るものや、花被片に覆輪が入るものがある。 |
原産地 | 中国。日本(北海道~沖縄)へは古くに渡来して帰化。 |
生育 | 丘陵地の土手や、田畑の畔に自生。夏に日陰になり、冬は日当たりの良い場所を好む。 |
利用 | 花壇、墓地や田畑の畦に植栽。植物全体に毒性がある。 |