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最終更新日:2022.1.1
ヒガンバナ科
 
Zephyranthes(ゼフィランテス)
タマスダレ属
ゼフィランサス属
ゼフィランテス属
名称

サフランモドキ(サフラン擬)

ゼフィランサス・カリナタ
英名
Rain lily
学名
Zephyranthes carinata
Zephyranthes grandiflora
名の由来
江戸時台末期の日本に渡来した当初、薬用の「サフラン」であると誤認された。明治の初めになって誤用とわかり、「サフランモドキ」の名になった。
性状
多年草/常緑(寒冷地では冬季休眠)/球根(鱗茎)
大きさ
高さ:20〜30cm/葉身長:15~30cm/葉幅:7mm/花径:60mm/鱗茎径:15〜30mm
形態
地下部に鱗茎ができる。春に萌芽、地際から肉厚で扁平な紐状の葉が叢生する。6〜10月頃、花茎を立ち上げ、茎頂にピンク色の花を1個咲かせる。花被片は淡~濃ピンク色で基部が白、6枚が平開する。雄しべは6個で、T字形に長い葯がつき、葯の色は橙黄色。雌しべは白く、まっすぐ伸びて突き出て、先端は3〜5裂する。果実は蒴果。
類似
「ハブランサス・ロブスツス Habranthus robustus」は、雄しべが短く、葯の部分も短く、雌しべは先端が上向きに鉤形に曲がる。
「サフランモドキ」は、雄しべが長く、葯の部分も長く、雌しべはまっすぐ伸びて突き出る。
原産地
メキシコ、グアテマラ
生育
強健で栽培容易。花は雨の後に咲く。
利用
庭植え、鉢植え。葉や鱗茎は有毒。
サフランモドキ
千葉県習志野市、住宅
2021.10.6 211006_004
サフランモドキ
千葉県習志野市、住宅
2021.10.6 211006_004
サフランモドキ
千葉県習志野市、住宅
2021.10.7 211007_006
サフランモドキ
千葉県習志野市、住宅
2021.10.7 211007_006
NOTE
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