マメ科 |
インゲンマメ属
ファセオルス属 |
名称 | インゲンマメ(隠元豆)サイトウ(菜豆)
サンドマメ(三度豆) |
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英名 | Common bean, French bean, Kidney bean |
学名 | Phaseolus vulgaris |
名の由来 | 「インゲンマメ」は、17世紀に明の隠元禅師が日本に持ち込んだとされることから。 「サンドマメ」は、時期をずらして年に何回も収穫できるところから。 |
性状 | 一年草(春~秋)/蔓性 |
大きさ | 高さ:3m/(小葉)葉身長:10~13cm/花径:15~20mm/果長:10~20cm/種子長:1.5~2cm |
形態 | 主根がやや短く、細根は浅い。子葉の次に出る第一葉は単葉で対生するが、次からの葉は3出複葉で互生する。夏、葉腋から花茎が伸び、蝶形の5弁花を2~3個つける。花色は白、桃色、紫、紅など。花後できる実は円形または扁平な円筒型の豆果。種子はひとつの莢に5~7個が入り、腎臓形もしくは長球形をしており、色は白色、褐色、紅色、黒色、斑紋のあるものなど様々。 |
品種 | 食用の目的別に多数の園芸品種がある。「ツルナシインゲン」という高さ30~50cmぐらいの矮性で立性の種がある。 |
原産地 | メキシコ南部、中央アメリカ |
生育 | 種蒔きは4~7月。アルカリ性土壌を好む。収穫は蕃種後2ヵ月程。連作を嫌う。 |
利用 | 完熟種子、若莢が食用になる。完熟した乾燥豆には毒性があり、十分な加熱が必須。低温加熱調理は危険。 |