ユキノシタ科 |
タンチョウソウ属
ムクデニア属 |
名称 | タンチョウソウ(丹頂草)イワヤツデ(岩八手)
ムクデニア・ロッシィ |
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学名 | Mukdenia rossii |
名の由来 | 「タンチョウソウ」は、蕾が赤っぽく、花が白いので、花が下の方から咲くと白い花序の頂に赤い蕾があり、丹頂鶴の頭のように見えるので。とはいえ、蕾が赤くならない場合も多い。 「イワヤツデ」は、葉が「ヤツデ」のように深く切込み、岩場に自生していることから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠 |
大きさ | 高さ:20~40cm/葉身径:8~15cm/花径:10~12mm |
形態 | 太い根茎が浅い地中~地表部を這って繁殖する。葉は根生で長い葉柄があり、叢生する。葉身は心円形で、掌状に5~9裂し、細かい鋸歯がある。葉の展開とほぼ同時に花茎を立ち上げ、総状または円錐花序を作る。花のように見えるのは白い萼で5裂し、小さい白い花弁が5枚ある。雄しべの葯は臙脂色。蕾が赤くなる場合が多い。晩秋には地上部が枯れて、休眠する。 |
品種 | 葉色が違うものや斑入り、小型などの園芸品種がいろいろある。 |
原産地 | 中国東北部、朝鮮半島北部 |
生育 | 渓谷や岩場などの湿り気のある場所に自生する。 乾燥に弱い。花期には日向、夏場は半日陰で。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。 |