ロウバイ科 |
ロウバイ属
キモナントゥス属
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名称 | ロウバイ(蝋梅)トウバイ(唐梅)
カラウメ(唐梅) |
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英名 | Winter sweet |
学名 | Chimonanthus praecox |
名の由来 | 「ロウバイ」は、中国名の和音読み。花が蜜蝋に似ている、開花が蝋月(旧暦12月)との説もある。梅の字を当てるが、「ウメ」とはまったく別種。 |
性状 | 低木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:3~5m/葉長:7~15cm/花径:20mm/偽果長:35mm/果長:12mm |
形態 | 幹は、株立ち状になる。樹皮は淡灰黒色で、横に長い皮目がある。葉は全縁の先の尖った楕円形で、やや薄く、短い柄があり、対生する。葉の表面はざらつきがあり、裏面には葉脈が強く出る。花芽は短枝の葉腋につき、真夏に大きく明瞭になる。1~2月に、葉に先立って、蝋細工のような質感の黄色い花を咲かせる。花には芳香があり、やや下向きにつく。花被片は多数で、内側の短い花被片が海老茶色になる。花後、花床が膨らみ、偽果になる。冬に褐色になって、落下する。果実は痩果。 |
品種 | 花の色や形が違う品種がある。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 日当たりを好む。乾燥に強い。剪定の時期は、秋~冬。 |
利用 | 庭木、庭園樹、公園樹、盆栽、花材。 |
名称 | 唐蝋梅(とうろうばい) |
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学名 | Chimonanthus praecox var. grandiflorus |
特徴 | 花被片の幅が広く、花径が3~4cmになる。 |
名称 | 満月蝋梅(まんげつろうばい) |
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特徴 | 花被片のすべてが黄色で幅が広い。 |