バラ科 |
バラ属
ロサ属
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名称 | バラ<園芸品種>→ 品種一覧(作出年順) |
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学名 | Rosa cvs. |
解説 | 通常大きく「オールドローズ」と「モダンローズ」の系統に別けられる。その他、樹形による分類や目的による分類などがある。分類には明確な定義はなく、複数の系統に重複することもある。樹形や花形なども、人によって解釈がさまざま。 |
名称 | オールドローズ |
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英名 | Old garden rose |
名の由来 | 「モダンローズ」が作られる以前に栽培されていた系統。また、それ以降に作られた原種交雑種の系統も含まれる。一季咲きで、優雅な花形と鮮烈な香りを放つ品種が多い。 |
Gallica rose
「ロサ・ガリカ」を祖にした系統。ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)。春一季咲き。花色は主に紫や濃桃色。花形は一重から八重(多弁)まで様々。棘は少なく、枝にも強い香りがある。ヨーロッパで最も古くから栽培され、濃紅色の花色の先祖と考えられている。 |
ポートランド系
Portland rose
ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)で小型。四季咲き。ダマスク香を持つ。 |
Noisette rose
「コウシンバラ」の品種「‘オールドブラッシュ Old Blush’」と「ロサ・モスカータ」の交配からの品種。シュラブタイプ(半蔓性)、クライミングタイプ(蔓性)。四季咲き性、遅咲きで長期間咲く。小輪。房咲きが多い。花色は白やピンクが大半。独特のすっきりした芳香がある。 |
Tea rose
「コウシンバラ」と「ロサ・ギガンティア」の自然交雑種と考えられる「ロサ・オドラータ」を発祥とする系統。「ハイブリッド・ティー系」の交配親の一つ。小型。四季咲き。花色は多様。棘が少なく、紅茶の香りを持つ。 |
Hybrid moyesii
原種交雑種のハイブリッド・スピーシーズ系(Hybrid species)。「ロサ・モエシー」を祖にした原種交雑種。 |
Hybrid rugosa
原種交雑種のハイブリッド・スピーシーズ系(Hybrid species)。「ハマナス(ロサ・ルゴサ)」を祖にした系統。返り咲く性質がある。枝には棘が密生し、葉はシワがある。非常に強健な系統で、耐寒性がある。 |
名称 | モダンローズ |
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英名 | Modern rose |
名の由来 | 「ハイブリッド・ティー系」の「‘ラ・フランス’」以降に作出された系統。現在一般的に見られるもので、主として四季咲き性で、華やかで洗練された花形と色彩が特徴。 |
Hybrid musk rose
「ムスクローズ Rosa moschata」 に似ているが、「ノイバラ」と「ノワゼット系」が先祖の系統。シュラブタイプ(半蔓性)で、放射状に枝を伸ばす。中輪の花が房咲きになり、繰り返し咲きが多い。花色は豊富。ムスクローズ系の甘い芳香がある。 |
Climbing rose
クライミングタイプ(蔓性)。丈夫でよく伸びる。以下の3系統に分けられる。 「ランブラー系」:蔓がとりとめなくあちこちに伸びる系統で、「テリハノイバラ」を祖にしたものが多い。小中輪の多花性で一季咲きが多い。枝が細く、垂らしても伸ばしても花つきが良い。 「大輪系」:中~大輪で四季咲き。幹や枝が2m以上に伸びる。 「枝変わり系」:各種「モダンローズ」から突然変異の枝変りでできた系統。枝が太く、垂らすと花がつきにくい。 |